木島容疑者、食事とり落ち着いた様子 調べには黙秘(産経新聞)

 殺人容疑で逮捕された木島佳苗容疑者(35)は、勾留(こうりゅう)されている県警川越署では3食ちゃんと食事をとるなど、落ち着いた様子だという。一方、調べに対しては、平成21年9月の逮捕当初は詐欺容疑を認めていたが、10月に事件が報じられると一転してほぼ黙秘するようになったという。

  [イメージで見る]木島容疑者と死亡した男性たちとの関係

 捜査関係者は、川越署の女性専用の留置場に勾留中の木島容疑者について「おとなしいというのが一番の印象。度胸があるというか、食事は普通に食べている」と明かす。暴れたり、看守とトラブルを起こすこともなく、睡眠も十分にとれているようだ。

 一見、ふてぶてしいようにも映る木島容疑者。ただ、マスコミへの露出には神経質になっている様子だ。

 これまで、殺人以外の詐欺容疑などで6回逮捕されているが、送検時に木島容疑者は、待ち受ける報道陣のカメラの列を避けるように顔をカーディガンで覆っていた。捜査関係者によると、木島容疑者はカメラに写されることのない署内でも、顔をしっかりと隠していたという。

 「木島容疑者は仏さん(被害者)の顔は見ていないだろう。殺人を犯した実感はないんじゃないかな」。ある捜査関係者はこうつぶやいた。

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「息子の人生返せ」=遺族、被告に変わらぬ怒り−対話求める被害者も・秋葉原事件(時事通信)

 「息子の人生を返せ」。7人が死亡、10人が負傷した秋葉原無差別殺傷事件から1年7カ月がたった。遺族の中には心の傷が癒えず、加藤智大被告(27)への変わらぬ怒りを口にする人もいる。一方で、被告と対話を求める被害者も現れた。28日の初公判を、遺族らはさまざまな思いで迎える。
 大学生の息子を亡くした父親(55)は、今でも事件当時のことをよく思い出す。大学病院で遺体と面会したこと、遺骨の前で家族が泣き崩れたこと…。「もっと勉強したり、友達と遊んだりしたかったろうに、突然人生を奪われた。そんなことをする権利があるのか」と憤りをあらわにする。
 加藤被告から受け取った謝罪の手紙への感想は複雑だ。犯行当時の記憶がないとしていることは許せないと思う一方、「死刑は当然だ」と書いたことに、「ようやく人間らしさが芽生えたのかもしれない」とも感じる。公判では遺族として意見陳述し、これまでの思いを直接ぶつける予定だ。
 一方、加藤被告に手紙を返したのは右脇腹を刺され重傷を負った元タクシー運転手湯浅洋さん(56)。「受け取った手紙の内容もまとまっているし、印象は普通の子だということ。どうしてあんな事件を起こしたのか、もっと知りたかった」と理由を説明する。
 便せん4枚に、刺された時の状況や事件への思いを書き、最後に「もっと君を見せてくれませんか」とつづった。「被告がどんな人物かが分かることが、再発防止の第一歩。公判が始まっても手紙を出し続けるつもりです」と話した。 

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ひな人形作り 埼玉県越谷で最盛期に 小ぶりな人形が人気(毎日新聞)

 埼玉県越谷市の「黒田人形」でひな人形作りが最盛期を迎えている。この道47年の伝統工芸士・黒田広司さん(61)と妻勝美さん(57)が、二人三脚で作り上げる。

 セットの平飾りで15万〜23万円と値段は張るが、いずれも世界に一つしかない手作りの品。黒田さんは「妻と結婚以来ずっと一緒にやってきた。どちらが欠けても良い作品はできない」と話す。景気を反映してか、最近は約15〜20センチの小ぶりな人形が人気という。【尾籠章裕】

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<秋葉原殺傷>「事実明かし償う」加藤被告表情硬く(毎日新聞)

 「自分を無視した者たちへの復讐(ふくしゅう)」。28日、東京地裁で開かれた東京・秋葉原の17人無差別殺傷事件で殺人罪などに問われた元派遣社員、加藤智大(ともひろ)被告(27)の初公判。検察側は冒頭陳述で事件に至る心の動きを再現してみせた。車とダガーナイフで日曜日の歩行者天国を惨状に変え、日本中を震撼(しんかん)させた事件。加藤被告は「せめてもの償いはどうして事件を起こしてしまったかを明らかにすること」とはっきりとした口調で語った。【銭場裕司、田村彰子】

 午前10時、104号法廷。グレーのスーツに白いワイシャツ姿で髪を刈り込んだ加藤被告は傍聴席の遺族や被害者らに一礼して席についた。10分以上にわたる起訴状朗読の間、時折まばたきを繰り返す。その後起訴内容を認め「取り返しがつかないことをした。私にできるせめてもの償いはどうして今回の事件を起こしてしまったのかを明らかにすること。詳しい内容は後日説明します」と述べた。

 続く検察側の冒頭陳述。加藤被告はほとんど動かず、終始硬い表情で前を見つめた。

 冒頭陳述によると、加藤被告は短大卒業後、派遣社員として働く自分が部品のように扱われていると感じ、携帯電話の掲示板サイトに悩みを書き込むようになった。当初は慰めやアドバイスが返ってきたが、08年5月ごろから、加藤被告になりすました「偽物」や無意味な書き込みをして読みにくくする「荒らし」が頻発し思いやる返事がなくなった。「唯一の居場所がなくなり、自分の存在が殺された」。加藤被告は、悩みをまともに受け止めない人々を敵と位置づけ「みんな死んでしまえ」と思うようになった。同時期、職場でいったん「派遣終了」を告げられた後「仕事を継続できる」と聞かされると「交換可能な存在に過ぎない」と怒りを深めた。08年6月5日早朝、作業着が見つからなかったことから「工場を辞めろと言われている」と感じて激怒し、掲示板に仕事を辞めると書き込んだが反応はなく、無視されていることが我慢できなくなった。

 「大きな事件を起こして存在を認めさせ、無視した者らに復讐したい」。同7日「準備完了」「冷静な自分にびっくりしてる」と書き込んでも反応はなく、同8日、事件を起こした。3回目までは尻込みして取りやめたが、4回目で決行した。

 ◇遺族と被害者に手紙

 加藤被告は昨年11月、弁護士を介し、全遺族と被害者に手紙を郵送した。B5判の便せん6枚に直筆で「私と違って夢があり将来も明るい皆さまの人生をすべて壊してしまい、取り返しのつかないことをしたと思っています」などと心境をつづった。

 28日は一般傍聴席46席に対し傍聴希望者769人が並び、競争率は16.7倍だった。

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<沖縄連絡室>内閣官房に設置 普天間などで情報交換緊密化(毎日新聞)

 平野博文官房長官は29日午前の記者会見で、内閣官房に同日付で「沖縄連絡室」を設置したと発表した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や沖縄振興策に絡み、地元自治体と情報交換を緊密にするのが狙い。人員や体制については今後詰めるが、現地に分室を設ける。

 沖縄県内にはすでに内閣府の出先機関の沖縄総合事務局がある。平野長官は「(現状の体制では)横断的な情報集約が非常に難しい。基地問題、経済振興含めて横断的に情報収集し、地元首長のご意見も伺いたい。屋上屋をつくるつもりはない」と説明した。

 これに関連し、前原誠司沖縄担当相は29日午前の記者会見で「官邸分室と他の省庁の出先機関とはまったく意味が違う。普天間飛行場の代替施設を見つけていく中で、官邸が強くコミットメントするという強い政治意識の表れだ」と強調。その上で、5月の移設先決定後も、沖縄振興を担う組織として存続させるとの見方を示した。

【西田進一郎、横田愛】

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